とりとめのないこと

ライブに行ったこと、映画を観たこと、ただ思ったこと。自分用の記録として書いてみます。

HAPPY 「HELLO」

HAPPYの1stアルバムが出たのです。


HELLO

HELLO



Twitterで衝動的にばーっと書いたのですが、本当に、本当にいいアルバムです。


私が想像してたより、遥かに深いアルバムでした。
私が予想してたアホみたいな曲順じゃなくてよかったー!!(;_;)
やっぱり想像を越えてくるんですよ、あのキラキラ野郎5人は!!(>_<.)




まず、感動したのが、Magicの「I wanna show my universe」(僕の宇宙を見せたい) をまさに実践する10曲だということ。
それから、リクさんが言ってた「A面B面」という構造がすばらしい!


Magicで幕開けして、Wake upで一区切り。
Pity Xmasで折り返しなんだけど、この折り返しが凄い。
私このアルバムではPityが一番好き。脳の神経がスパークするくらいかっこいい。音が重なって重なって、まさにクリスマスみたいな敬虔な重厚な美しさがあるけど、なんと同時に最高のダンスチューンなのです!
これが両立するから、震えるくらいかっこいい。
この奇跡のバランスを「HAPPYバランス」と呼びたい!
この奇跡の気持ち良さを「HAPPYトランス」と呼びたいんだよー!!!(>_<)(勝手に呼べや)


「I see god」って歌詞も最高。言葉通り「最高」、これ以上の高さはない。
歌い方も、他の曲と違って、なるべくクールにしてある。クリスマスだからかな?聖歌みたいにも感じるよ。それがめっちゃ気持ちいい(;_;)
この曲、3分半って明らかにおかしいよね…。スケールの大きさと釣り合ってない(;_;)この曲流れてる時だけ時空歪んでるのかな?そういうシステム?HAPPY時空システムですか?(ありません)



A面はいつもの楽しいキラキラHAPPY、B面は「俺たちもっとすごいんだぜ」、って感じもする。
Cycleがまたかっこいいの。あの始まりからは想像できない、美しいサビ。目をつむって頭を振ってしまうんよね… 耽美な時間。




全曲いいんだけど、私のなかでのキー曲は、Magic、Pity、Cycle、Colorかな。
歌声が特にすばらしいのは、RunとColor。
Runは、今までのリクさんと全然違うと思う。聞いたとき、「これ、リクさん?」って思って、感動した。すごく優しくて柔らかい。歌心が変化してる!
Time Willとかも、デモのときは、もっとそっけなく、よく言えばクールに透明な感じで歌ってあったけど、これはバンバン色が出てる。
近くで歌ってくれてる感じ、HAPPYも楽しんでる感じ!


Colorは、綺麗すぎて、ちょっと怖い。。
「寝る前に聞けるように、チルっぽく」って言ってたけど、逆に寝る前に聞けない。
聞いてしまったら、故郷の切ない部分とか、子どもの頃のこととか、思い出してしまって、感情が揺さぶられるから(;_;)
だから、Cycleが終わったら、あわてて一時停止を押すの(;_;)心の準備がいる…
アリクさんは、聞き手の心の奥にいる、子どもに歌いかけてる気がする。



最後がWin Keyで終わるのもいいね!
この順で聞いたら、これ以外無いような気がする。
広がりがある。
「広がり」って、すごく大事。HAPPYの視野の広さ、世界観の広さ、器をあらわしてて。




***



ばーーっと、感想を並べただけだけど、一巡聞けば、すごく美しいことが分かると思う。
30分しかないのに、宇宙みたいなんだよ!
「聞きしろ」がめちゃくちゃあるの。尽きることなく何かを発見できそう。




次のアルバムが、もう楽しみです。
次は絶対Cationで始まってほしいなぁ(>_<)!!Magicも愛してるけど、Cationも愛してるんだよ。
WowowとHAPPY BIRTHDAYもね!








***



最後に…

「いやお前、どの立場?」って自分でも思うんだけど

私の望むことは、HAPPYが世界中で売れて、世界ツアーを何度もして、みんなを幸せにすることです!!


先入観なく聞いた人たちが、笑顔になったり、体を揺らしたりする光景を、いっぱい見たい。
こんな幸せな音楽をつくるHAPPYに、私はいつもありがとうって思ってるよ。







(それからみんな!!!12月5日は、可愛いシャングリラに集合だ!ワンマンだよ(*^^*))

HELLOライナーノーツ!
http://sp.happyofficial.com/linernotes_hello/

共感する言葉

もうすぐ、HAPPYの1stアルバム「HELLO」が発売されますね。

ラジオや雑誌にいっぱい出てくれるから嬉しい!
HAPPY room TV vol.2もあったし。
(私は観られなかったんですけどね…。どうも、うちのスマホとパソコンでは、生配信が観られないようです。アプリのキッシュを消去したり、色々したんですけど…。アーカイブなら観られるんだけど)
↑きっといつかまとめてDVDにしてくれると信じてるので大丈夫です!

(アンディのこともだけど、つらいことを受けとめられる精神がないので、「いつか良くなる、大丈夫!」って言い聞かせてやってます。)




***



色んなインタビューを受けているHAPPYさんですが、最近一番感動したのが、こちらです↓
http://realsound.jp/2014/08/post-997_entry.html


私、アリクさんの言葉が好きで。
本質的なことを、てらいなく、ドヤ顔でもなく、自然に言うところが大好きなんです。
このインタビューでの言葉、特に共感して、嬉しかった。




「俺らが今を最高に楽しんでいること。それ自体が一つの今の日本に対するプロテストであり、カウンター」


「人間って、本来はすごく暇がある生き物」
「寝て、夢を見て、綺麗な日の出を見て、綺麗な夕焼けを見て、いろんな考えごとをして。俺はそれ自体がすごく素敵なことだと思っていて」





その通りすぎる(;_;)!!!


人間って色々あるし、バンドでも、何かの不満を歌った曲が多いじゃないですか。劣等感とか。
それが改革になるし、奮起になるし、すばらしいんだけど。
でも、もっと、「いまを楽しむ」「いまがすばらしい」って思うことが大事じゃないかなぁって、思ってたんです。
掛け値なしに、本当に、地に足がついたまま、「祝福」する音楽。


「いまが楽しい」なんて言うと、「気楽なもんだな」「大丈夫かな」って、心配にもなってくる。
でも、HAPPYがそれをしてくれたら、「本当に大丈夫だな」って思えます。
きっと、彼らが生活を大事にしてるからだよな。


HAPPYって、自然を愛してるし、よく見てると思う。
アメリカの思い出でも、「鳥の声が大きい」とか言ってたし。リスや犬を見て嬉しそうだったし。
MUSICAのインタビューで「動物も檻とかなくて、共存しとる楽園をつくりたい」みたいに言ってたじゃん。(今うろ覚えなんですけどごめんなさい)
散歩してるだけでも、楽しそうだもん。
(個人的に、散歩好きな人に悪い人はいないと思ってます。クロマニヨンズ真島昌利さんも散歩好き♡)



生活を大事にしてて、自然や動物をよく見てて…
そういう人たちの音楽は、すばらしいと思う。
私もそういう人になりたい。





アリクさんの言葉が好きなので、いつか名言集を出してほしいです。
私が特に好きな言葉はこれ。


「トークって、人と話すってことやろ?下手とかないで」


VIVA LA ROCKのときに言ってた。
(http://wakako418.hatenablog.com/entry/2014/05/07/223119)
これを聞いてから、色んな人に話しかけられるようになったんだよ。(HAPPYのメンバーにも)


アリクさんは「ただ思ったことを言ってるだけ」で、特にどうってことないんだろうな。それに感動してる人がいるなんて思わないよね。
なんか、甲本ヒロトさんが、AKBのたかみなちゃんに「10代のうちにやっておくべきことは?」て訊かれて、「簡単だよ。やりたいこと」と言ってたかみなちゃんを泣かせたエピソードを思い出すな。
まっすぐな言葉は、悩んでる人の心を射ぬいてしまう。





そうそう
今日、Twitterで流れてきた、水木しげる先生のお言葉


「わたしは幸せのことしか考えないからよかったのです。今の人々は、わざと幸せにならないよう努力している。」


これにも通じますね(;_;)
ていうか、水木先生のお言葉やばい。泣けるのばっかり…(鳥取は同郷なのです)

アリクさんとか、ヒロトさんとか、ポジティブな人(いまを楽しんでる人)に弱いな……
憧れてます。






***


最後に、みんな!!MagicのMVを見て、アルバムを楽しもう!!
http://youtu.be/6hvTMvI4WDA
アリクさんの星柄のシャツが白黒に映えてますね。

夏フェスですね

夏フェスシーズン真っ盛り!ですね。
私はどれにも参加せず、家で音楽を聞くばかりです。



参加はしないけど、Twitterとかで写真を見るのが好きなんですね。
ときどき、すごくいい写真が流れてくるの。


最近一番キュンとしたのはこちら


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シャムキャッツ、祝、ロッキン初出演!!(.>_<.)

見たかったなぁ…。
ほんといい写真(*´`*)


「メンバーがそろったときの、立ち姿が素敵なバンド」って、HAPPYはもちろんなのですが、やっぱりシャムキャッツは格別!


なんなんでしょうね、このバランス。
夏目さんの少年っぽさってほとんど無敵だし、菅原さんの女の子みたいなスマイルは人懐こいし、藤村さんは何考えてるか分からないけどいつも大きな目でこちらを見てるし、バンビさんは超クールでかっこいいし(細いし)

4人並べば敵なしではないですか!



夏目さんって、すごくイケメン、ってわけじゃないのに、女の人をぽーっとさせる確実な資質をもってる。
不思議な人だな…。


そんなに売れたり、浮き足だったことはなくていいけど(おい)、シャムキャッツみたいな「かっこいいロックバンド」が、ずーーーっと続けていける世の中でありますように!

blur

岡山 → 鳥取(実家)への引っ越しが無事に終わりました!
いまは、片付けに追われています。
(片付けのついでに、2階をぜんぶキレイにしよう!ということになったので、時間がかかりそうです)


人間、やっぱり環境が変わったら、心がおちつきませんね。不安…。(くるりのライブ行けなかった悲しみもあいまって)
少しおちついたら、お仕事探しに行こうと思います(>_<)ゞ





***




さて

私の中では、ひそかに、まだMGMTループが続いていたのですが。
最近変わりました。


ipodには入れていたけど、ほとんど聴いていなかった1枚。

ザ・ベスト・オブ

ザ・ベスト・オブ

blurのベストです。



blurループのまっ最中です。
blur自体そんなに知らなくて。
なんとなく再生してみたら、すっごくよかった!!!!(>_<)
前に聞いたときは、そんなにいいと思わなかったのに。
これは絶対、HAPPYの影響です。
HAPPYを好きになってから、明らかに洋楽を身近に感じるし、音楽を前より楽しもうとしてる。(自分が)




「Beetlebum」「Coffee & TV」「End of century」「Boys & Girls」「She's so high」、、、とか、好きな曲はたくさんあるのですが、

特にこの曲が好きです

No Distance Left to Run (Live)

No Distance Left to Run (Live)

  • ブラー
  • Rock
  • ¥250


1曲リピート常連さんになりました。
私のなかで、ceroの「小旅行」と同じくくり。
美しくて、寝る前に聞くとおちつく。ていう。



まだblurはこれしか入れてないのですが、尊敬するフォロワーさん(とても音楽に詳しくて優しい方!)に、「blur」と「parklife」をすすめてもらったので、それも聴こうとおもいます!(*^^*)



blurって、歌が優しくて、ギターがかっこいい。
オアシスと対比されてたらしいですが、全然ちがうような感じがするな。。。






***



あっ、関係ないですが、実家に帰って、これからはしっかり貯金しなきゃ。という情勢(?)になってるので、ライブは減っていくもようです……
遠征はほぼむり、鳥取から近いところ優先でいきます。
今月はHAPPY見られないかもなぁ…(´・ ・`)
あんまり考えすぎると悲しくなるので、そこは考えない。見れるときは見れるんだから!!


今月のライブ予定は1本。

8/20 Wienners @米子

米子なら近いから、お金もそんなにかからない!
Wiennersなら、この不安な気持ちをふきとばしてくれるはずです。

年をとること

人って年をとりますよね。
それって、嫌だなぁ、と思うこともあるけど、嬉しいこともあります。




まず、子どもの頃って、学校に行かなきゃいけなかった。
本当に嫌でした。

それに、若いときって、人と比べて劣等感を感じることが多い。
女性は特にそうじゃないかな。




年をとるにつれ、「自分は自分」って気持ちが年々つよくなって、楽になってきた。

人と比べるより、音楽を聴いて、いかに今を楽しくすごすか。そういうことが大事になってきました。






だから、年をとることって、すばらしいなって思います。

思うこと

最近、とっても暑いですね(×_×)
7月で40度いく勢い…。
熱中症に気をつけなきゃですね。




***



どうでもいいことなのですが。


最近、思うことがあって、ライブ日記を、もっとあっさりしようと思います。




ちょっとミーハーすぎる。ってアドバイスをされまして。
自分でも、読み返してみて、「確かに気色悪いな」って思ったんですよね…
14、5の可愛い子ならいいけど、26のブスですからね。。


音楽の知識があるわけでもなく、有益な情報もないし、「素敵」「嬉しい」「踊れる」しか書いてないし。


それから、聞き間違いや、間違った情報が多くて。
ぬけてるから、間違ってること自体に気づけないんですよね。雰囲気で言葉を使ってしまうし…

そういう、うわついたブログで、間違った情報を流したり、迷惑をかけるのが、ダメだなって。
(読んでくれてる人自体が少ないから、「自意識過剰すぎ」って言われたら、その通りなんですが!)




ライブのことも、一応、「行ったら必ず書く」ってルールだったけど、これからは、「書きたいやつだけ書く」ってことにします(*´`*)
(アンディの記事書けたので、ちょっと満足しちゃったのもあるんですよね…)




なので、これからは、ライブの記事はちょっと少なめ・ミーハー度おさえめの
より「とりとめのない」「とるに足らない」日記になっていくと思います!笑
でもホント、そうやってアドバイスしてくれる人がいて、ありがたいです。自分だけじゃ気づけないし。人の意見って尊いね。



少なくても、読んでくれてる方、コメントをくれる方がいて、すごく嬉しいので
日記自体はゆる~~く続けます♪よろしくお願いします(*˘︶˘*)♡








私事ですが

これから引っ越しをして、岡山から鳥取に帰ります!

お仕事探したり、実家の片付けをしたり、バタバタします(>_<)
落ちついたら、また何か書きますね!





(超 ! どうでもいいのですが、9月のceroのワンマンが楽しみすぎて、携帯の待受をceroに変えました*˘︶˘*♡)(若い!)
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MGMT

HAPPYさんが好きだと言ってた、MGMT
アメリカの、2ピースバンド。




全然知らなくて、軽い気持ちで1stと2ndを借りたのですが…


Oracular Spectacular

Oracular Spectacular

Congratulations

Congratulations




……これ、良すぎませんっ?!????!(;_;)(;o;)?!




ちょっと意味わからないくらい良くて…
混乱するくらい好きです、ず~~っと聴いてます
(自分のなかの1人が「そろそろ他の聴こうよ~」と言うも、別の1人が「まだだ!まだMGMTだ!」と言ってる)
※アンディは別にして、ということです!




特に1stが好き。
「Time To Pretend」「The Youth」とか永遠に聴いていられる!!;(>_<);

Time to Pretend

Time to Pretend

The Youth

The Youth

なんてすごいバンドなんだろう。
サイケデリック・ロックというらしく、HAPPYと同じく、シンセの多幸感がすごいです。
もう、「世界観」というより、「世界」って感じ。音楽で世界をつくってる。「観」とかいらないわ。




洋楽って、なんだか「遠い」感じがしてたんですよね。
ビートルズやオアシスは、キャッチーな部分があるから、好きなんです。でもそういうバンド以外は、とっつきにくいなぁって…


でも、MGMTは「近い」です。すごく寄り添ってくれる。わくわくするし。
Ricさんが好きって言ってた、BELLE & SEBASTIANもそう!
まさに「グッドミュージック」(>_<)




HAPPYのおかげで、色んな音楽を好きになれそうな気がします。彼らに色んなドアを開けてもらってる。(知り合いも増えたし!)




最近、音楽を聴くのがすごく楽しい。
家に帰ったら、まず音楽をかけます。テレビはなくても困らないくらい。

たくさんの色んな音楽を愛してる人って、究極の「幸せな人」だと思う。だって毎日が楽しみじゃん、「今日はどんな音楽聴けるかな」って。


きっと、そういう人(私の思い浮かぶなかでは、くるりの岸田さんとか、HAPPYのメンバー)は、音楽が鳴ってる「空間」自体が好きなんだろうな。それだけで、子供みたいに素直に笑顔になるんだろう。
それってやっぱり究極の幸せですよね?!




世界には星の数ほど、バンド・シンガー・音楽家がいるわけだから、一生退屈しないよね。
私も、それほど音楽好きになれたらなあ!



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ライブ観たいなぁ…

andymori 大阪城野音

andymoriの大阪ラストワンマンに行ってきました。
私の最後のアンディ。



いっこ前の日記に、「27日が終わってから書く」って書いたけど、べつに「曲のこと書いてます」って注意書きすればいいわけだし、そもそもこの日記読んでくれてる人少ないわ!!ハッ(゜ロ゜)と気づいたので、書きますね。
鉄は熱いうちに打たんとな!!(記憶力がないから…)



というわけで、曲のこと書いてます!
知りたくない方は読まないでください(>_<)
※いつも通り、読みにくいです!間違った情報等あったらごめんなさい…





***



2014/7/21
andymori @大阪城野外音楽堂

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セトリ

1、1984
2、ベンガルトラとウイスキー
3、Life is party
4、ユートピア
5、ボディーランゲージ
6、Peace
7、投げKISSをあげるよ
8、兄弟
9、路上のフォークシンガー
10、クレイジークレーマー
11、サニーサイドダイアリー
12、ハッピーエンド
13、ゴールデンハンマー
14、空は藍色
15、ベースマン
16、everything is my guiter
17、クラブナイト
18、青い空
19、カウボーイの歌
20、宇宙の果てはこの目の前に
21、follow me
22、MONEY MONEY MONEY
23、SUNRISE & SUNSET
24、グロリアス軽トラ
25、夢見るバンドワゴン
26、新曲

en
27、16
28、andyとrock
29、革命
30、遠くへ行きたい
31、愛してやまない音楽を
32、すごい速さ



32曲で、ちょうど2時間でした。





この日は、大阪に着くのが遅くなって、しかも環状線を逆回りに乗ってしまったものだから、「1曲目むりかなぁ…」と思ってました。
(過去のライブ日記を見ても、必ずというほど迷い、電車を間違えている人間なので、こういう時の感情の殺し方は心得てます。)←迷わない方法を心得ろや


(気づいた時に降りて、タクシーでも乗ればよかったんだけど、この時は混乱してて、「へたに動いたらもっと遅れるかもしれない…。私のことだからありうる」と思ってじっとしてた。適切な判断のできない人間…(._.))


でも、さすがにアンディのライブだから…感情を殺しきれなくて、電車に乗ってる間すごい顔してたと思う(._.)





大阪城公園に着いたのが、16時58分。

必死に走って、会場にすべりこんだら、ちょうど「End of the world」が流れだした。
お客さんがみんな総立ちして、3人が出てきた。




もー、その時の気持ちときたら!!
表現できない
でも、壮平さんがすごく元気そうだった。それだけでグッときてしまった。


1曲目の1984が流れたとき、こみあげてきて、ずっと泣いてた。
前に、Twitterで「1曲目に1984とかやめてな、泣いて聴けんかもしれんから…。1984はちゃんと聴きたいから…」って書いたけど、現実になりました。



でもね、この日、17時開演だったの。
早いよね。
全国からお客さんが来るから、帰りやすいようにかな?と思ってたんだけど、「5時のサイレン」に合わせたのかもしれないね。
逆に、この時間だから、1984を最初にしたのかも。
……そんな話し合い(?)があったかも、と想像するだけで泣けてくる…

「ファンファーレと~」のところは、高音じゃなくて低い方で歌ってた。



壮平さんは、黒いTシャツに青い短パンだった。(たぶん)
この日は、本当によくしゃべってくれた。
自分でも何言ってるかちょっと分かんなくなってた瞬間もあったと思う。
有泉さんによると、すごく緊張してたらしいから、ごまかそうとしてたのかな?
壮平さんなりに、最後まで出しきる、これで終わりだから(大阪では)。って気持ちがあったのかな…
でも、全体的に、本当に元気で、前とまったく変わってなかった。
この1年なんて無かったみたいだよ。




どの曲も嬉しかったけど、Life is partyとユートピア、嬉しかったぁ。
絶対聴きたかった。
Lifeは変わらず美しかったし、ユートピアは、絶対壮平さんに「すばらしいバンドなんだ」って言ってほしかったの。
アンディを好きな人たちと、それを共有する必要があると思った。
力強く歌ってくれた。嘘のない力強さ。

ベンガルトラでは、「君の声が」のとき、必死で壮平さんを指さしたよ!君の声が聴きたいだけなんだよー!



あと、兄弟、すごくよかった…
私たちに「兄弟」って呼びかけてくれてる。
どのタイミングか忘れたけど、壮平さんがMCで、「愛してる」って、お客さんに言ってくれたの。投げキスをして。
(※追記:「投げKISSをあげるよ」の前らしいです!)
嬉しかった…。
この日は、野音の外にもお客さんがたくさんいて、壮平さんはそっちにも届かせようとしてた。




次のMCで、
「僕は、愚かな男なんですけど……。このバンドはすばらしい」←(ここで両手をひろげる)
と言ってた。
これはフォロワーさんから教えて頂きました。

私には「愚か者はすばらしい」って聞こえて、「何言ってんのー!あなた、もう愚かなこと(体をいたわらないこと)しないでね?!「すばらしい」じゃねーよ!!(;_;)」て思ったんだけど…(笑)
完全な濡れ衣でした、ごめんなさい(;_;)
考えたら、壮平さんが「愚か者はすばらしい」なんて言うわけないよね!私がどうかしてるわ…


そこからメンバー紹介をして、最後は寛さんに「壮平!」って自分を紹介してもらってた。
「そういう曲をやります」と言って、「路上のフォークシンガー」。


この曲、私のテーマソングです。
「俺よりみじめな奴はきっとこの世の中にはいないと思うから」って、まさに私のことで…。
だから壮平さん、大丈夫よ!私のことだから!!
この曲してくれてありがとうね。



クレイジーのときは、感情を爆発させて歌ってた。
「お前が正しいんだよって」のとこは、壮平さんを指さしたよ。


サニーサイドダイアリーも素敵だったなぁ。
この曲、HAPPYや色んなバンドが出るライブのとき、会場のSEでかかってたの。
「アンディだ!」と思って、すばらしいサビだったし、覚えてた。(曲名は分からなかったのですが、他の方のツイートから知りました(>_<))
昔の曲も、新曲も、変わらずいいよね。変化はあるんだろうけど、輝きはまったく変わらない。
「I wanna beなんて口にだすんじゃないboy」



ハッピーエンドも、空は藍色も、よかった…。
この2曲、すばらしいのは知ってたけど、改めて聴くと、もっとすばらしいのが分かった。再発見。

カウボーイの歌も!
改めて聴くと、この歌詞すごいね。
「君も神様も 今日は泣いたとしても」からの「カウボーイが笑う」
神様よりも、上というか、まったく別のとこに「カウボーイ」がいるんだよ(×_×)
文学的だよね、私たちの価値観に一石投じてるよね。こんな優しい歌で…
壮平さんだからそんなことができるんだよな…。


クラブナイトは、トランペットのとこを、壮平さんがハーモニカで演奏してた。素敵。
この日はハーモニカが活躍してた気がする。
クラブナイトのイントロ、ドラムだけでみんな分かって、幸せそうな顔してた。
アンセムだね…。
壮平さんがしゃがんで、何か調節してたから、大丈夫かな?と思ったけど、大丈夫だったみたい。



青い空、野外で聴けてよかった。
この日は本当に、奇跡みたいに晴れて、ライブが始まったらそんなに暑くなかったの。
風がファーッて通り抜ける時間が、何回もあったんだよ。
そのときの感触が、みんなの記憶に、さらにメンバーの身体に残ってればいいな…






それから、この日、一番忘れられないことが起こった。
「宇宙の果て」を、目をつむって、棒立ちで聴いてたの。
すごーく美しかったから…


そしたら、野音に、風がフワーッ!と吹きぬけて、すごく気持ちよくなった。
そのとき、


「あ、(壮平さんが)生きてる!!!死んでない!!生きてる!!!


と改めて実感した。


「あ、充分だ」


と思った(;_;)
なんでこのタイミングだったんだろう?
やっぱり、宇宙の果てが、私にとって特別な曲だからかも。
そのときの感動が深くて、忘れられない。




MONEYは初めてライブで聴いたから、嬉しかった…。
初めて聴く曲たくさんで。ライブで新めて魂が宿るよね。
SUNRISEは、アコギにもちかえずにやってた。



グロリアス軽トラでは、「大阪の空の下」!
その瞬間のお客さんの声たるや!
ヤケクソで手放しで子供になれる、大好きな曲だよ。この曲を外さないでくれてありがとう。



バンドワゴンが始まったときは、「もうやるんだ?!終盤にやるかと思ってた」と思ったけど、ふりかえったら充分終盤だった…(*_*)(倒)

新曲がまたよかった。「おいで おいで」ってサビで言うんだけど、美しい裏声になるの。ちょっとひっくり返ってる感あって…
「そばにおいで」って言ってくれてる曲だった。バラードではなくて、速いんだけど、切なかった。
いつでも曲をつくっちゃう人だもんね。
純粋に、新曲が聴けて嬉しい。







伝説に残るのが、アンコールの、遠くへ行きたい。


ちょっとびっくりするくらい美しかった。
凄絶、って言ってもいい。
シンプルに、色んなことが、本当のことが出すぎてしまってるよね。
この曲が日本の音楽の歴史に刻まれない意味がわからない…、理解できない…(私のなかでは刻まれてるからいいけど!)
DVDになったらもちろん観るけど、この曲はちょっと怖いね。すごかったから。観たら、なにかべつの扉を開けられそう。
この日の、壮平さんの「歌」のベストアクトだった。




セトリを見たら、アンコールにアンディのすべてがつめこんであるのが分かる。
だって、andyとrock。アカペラの愛してやまない音楽を。
コーラスが、全体的に、すっごく綺麗になってた!寛さんの声量もすごかったの。練習したんだろうなぁ。こんな素敵なアンサンブルなんて…。
そこだけ、「1年」という時間を感じたよ。(いい意味で実感できてよかった!)

すごい速さは、最後の、寛さんのベースだけになるところで、お客さんの声が最高潮だった。
あの瞬間の「愛」、忘れないから!!






ライブが終わって、アナウンスが流れても、みんな帰らずに手拍子や拍手してた。
私も最後まで残ってしたかったけど、バスの時間があったから、帰ってしまった。
夜通しでもあそこにいたかったなぁ。
スタッフさんが「本日の公演は終了です!」って言ってても、多くの人が動こうとしなかったもんね。
そういう想い、3人に伝わったかなぁ…



私のいくつか前の女性が、「アンディモリー!」か「アンコール!」かどっちか、ずーっと叫んでて、胸が熱くなった…。
わかるよ、私も叫びたかった。






***


他に思い出深かったのは、最後だからと思って、「そーへー!!」って叫んだら、「はいはい」って返事してくれたことかな(笑)
嬉しかった…


あと、席が、寛さん側のいちばん端(階段があるとこ)だったから、よく踊れて嬉しかった。
カメラさんが近くに来たときがあったけど、ブスだから映ってないといいな。
私の隣にすごい美人(ハーフみたいな方)がいたから、彼女が映ってますように…(祈り)




***



最後に、思い出せる限り、MCのことを書いておこう。



●壮:待たせてしまってごめんなさい。
1年もたったのに、こんなにたくさんの人が来てくれて嬉しい。

壮平さんはちょっと照れくさそうで、寛さんに向かって、「ごめんな(笑)」って言ってた。寛さんは、「あ、うん(笑)」みたいな感じだった(笑)
MCでは、壮平さんがほとんどしゃべってたけど、緊張してるのか、言い残すことがないようにか、よく寛さんと健ちゃんにふってた。寛さんがちょいちょい助けに入るのを見て、「2人の関係、いいなぁ…」てちょっと泣いた(;_;)
本当に仲がいいんだよ。ていうか寛さんの包容力!



●ゴールデンハンマーの前。
壮:最近、すごく好きになった曲があって、それをつくった人に電話した。知り合いじゃなかったけど。あまりにもよくて、興奮して、こっちは「友達になれる!」くらいの感じで褒めたけど、向こうは「あっ、そうですか、ありがとうございます」て感じだった(笑)
その日、夢をみた。
昔通ってた幼稚園(保育園?)で、その人と一緒に「記念樹」という曲の楽譜をさがす夢。(「記念樹」を少し歌ってくれた)
その幼稚園?には、桜があったんだって。
そんな幸せな夢を見たのは久しぶりだったんだって…。

ちなみに、その人と曲のことは明かされませんでした。なぜだ!教えてよ!(T-T)



●カウボーイの歌の前。
寛さんがキーボードにうつる。
壮:寛は、なんでもできるミュージシャンだね。
健二もピアノうまいよね。
健:ピアノ、好きやなぁ。
(ラストだからって口数が多くなるわけではない健ちゃん、大好き。)



●壮:3人で、砂浜でサッカーしたことがあったね。やってるとマジになってくるんだよね(笑)「このー!」「なんだー!」みたいな(笑)
(この日は、やたら「おー!」とか、擬音?かけ声?みたいなこと言ってた。自分を鼓舞する感じだったのかな)
寛:ムカついてくるよね(笑)
壮:そう!ムカついてくる(笑)
↑寛さんの合いの手、愛を感じた…。壮平さんがヒートアップしてきたのを、止めるわけでもなく、つなぐの…(惚れる)



●壮:健二は、大阪、よく来てた?
健:ドラムを習いに来てたよ。
壮:あのエロい先生?
健:それは何とも言われへんけど…
(会場笑う。どんな先生?)

壮:寛は?(大阪どう?)
寛:気のきいたことは言えないけど…。。ありがとう。
(他にも何か言ってたかもしれないけど、忘れちゃった…(;_;)口べたでも魅力の伝わる寛さんだったよ。)

壮:他には?(言い残したことない?みたいな感じ)
寛:いや……。。曲やろっか(笑)
(↑惚れる(2回目))



●壮:今日は、外にもいっぱい来てくれてるみたいで…。外にも届くようにやってるよ!
(外から声援がたくさん聞こえる。「大阪ー!」とか「まいどー!」って叫んでる人がいて、壮平さんも「お゛ーー!!」とか「道頓堀ー!」とか言ってた 笑)



●ベースマンの前。
壮:寛とは、大学のときに知り合って…。
西荻窪のぼろアパートに一緒に住んでた。
冬になると、ねずみが凍死してるんだよね。
ねずみ、好きだったから…。「チュウチュウ」とか言ってたのに、お前かぁ、と思ったら…。悲しかったな。
寛:うん……。埋めて供養したの、俺なんだけどね。
(↑惚れる(3回目))


会場もメンバーも笑ってた。

(壮平さんの「チュウチュウ」が可愛すぎたんだけど…(×~×)いきなり爆弾ほうりこんでこないでよ!笑)



●愛してやまない音楽をの前。
壮:音楽を愛するみんなに。




あと、最後の方に、「FM802!」とか、提供を言ってた。
みんなに愛されてるandymori。802とかなかったら、このライブもなかったもんね…




***




書きたいことは尽きないけど、私の文章だとダラダラするだけだから…
そろそろ終わります(;_;)

でも、本当によかった。
壮平さんの歌は、相変わらず感情の塊で、叫ぶように叩きつけるように、ひっくり返るように歌う。
ギターを弾きながら飛びはねたり。ちょっと落ちついてはきたけど、じっとしてない。
寛さんのベースは、さらにさらにうまくなってた気がしたし、健ちゃんのドラムもタイトだった。
美しい瞬間がたくさんあった。




早くDVDになってほしいなぁ。


…こんなこと言うと、また「お前は本当のアンディ好きじゃない」「解散が悲しくないのか」って言われるけど…
私は充分満たされた。
壮平さんが生きててくれて、すばらしい3人がみられて、最高に満たされたよ。



こんなにすばらしい曲たちが鳴ってる空間が、たしかにあったんだもの。
「とぎれることのない情熱」って歌詞があるけど、まさにそれだよね。
ありがとうandymori
大好き。


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最近観た映画

今日はandymoriのライブなんですけど…


下書き保存してた、映画の感想メモをほうってたので、載せておきます。


andymoriのことは…。。
曲のこととか書きたいので、27日(東京ワンマン)以降に書きますね……(;_;)(書けるかな…)(ソワソワしてる)






***



映画館で観ました。
吹き替えでよかった!
松たか子さんのエルサが、すばらしかった。そこが見どころ。
ストーリーは、そんなに感動しなかったな。あんまり面白いと思わない。(でもこれだけ人気なんだから、私の感じ方がズレてるんだろうな)
姉妹の愛の物語。なのはよかった。アナの恋愛パートが邪魔なくらい。(そこをなくして、姉妹の愛をもっと深く描いてたら大好きになってたかも!)
やっぱり、苦難が予想されても、絆のある者同士を引き離すべきじゃないね。特に兄弟は、傷つけるかもしれなくても、助け合うことが要るから…


ちなみに、職場で「感動して泣いた」って人がいたので、「どこで泣いたの?」ってきいてみたら、


「エルサが「私は自由よ」って言うところ。
前の職場で、上の人と下の人にはさまれて苦しかったのを思い出した。私も解放された気がした」


とのこと。抑圧されてる(されてた)女性にはグッとくるのかも。




THE WHOの「四重人格」というアルバムをもとに作られた映画。
このアルバムも借りてきたのですが…。一緒に借りたMGMTBELLE & SEBASTIANがよすぎて、その2バンドばかり聴いてるので、まだ聴けてません(;_;)
(特にMGMT、好きすぎるの…。誰かこのMGMTループから助けてください)


男の人には、すごくグッとくる映画なんだろうな。
男の人のなかには、こういう世界があるのかな。
だとしたらすごく孤独。


私は「パーマネント野ばら」とか「セックスと嘘とビデオテープ」とかが好きで、女性の孤独を描いた宝物みたいな映画だと思ってる。
でも、男の人が観たら、「退屈だな」「女は自分勝手だな」って感想だろうな。と思う。(どっちも監督は男性なんだけど)
この映画は、その逆版、って感じがした。つまり、男の人の宝物みたいな映画なんだろう。


誰かが、
「ラストとオープニングはつながってて、彼はバイクを捨てたあと、崖で景色を眺めて半日すごす。それが青春の終わりを感じる時間で、それがオープニングになっている。」
みたいに書いていて、だとしたら、あのオープニングは素敵だなと思った。




キッズ・リターン [DVD]

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北野監督の映画を観たのは、「ソナチネ」「Dolls」「あの夏、いちばん静かな海。」に続いて4本め。


すっごく、よかった…。。
北野監督の映画って、2人の関係を描くのがうまいなぁ。恋人でも友達でも。
特に内容のある会話してなくても、2人が一緒にうつってるだけで、充分「大切な存在なんだ」ってわかる。
どういう間柄か、言葉にできないけど、「かなり大切」だって。
だから、特に物語に何も起きてなくても、最初からすでに切ない。
人物には無垢な魂があるのに、空気には「どうせ死ぬんだ」「どうせダメになるんだ」みたいな無常観もある。


この映画の、安藤政信さん、すばらしすぎて、目が離せない(;_;)
ジムにマサルが久しぶりに会いに来るシーン、何度も何度も観てしまった!
シンジがゆっくり近づいていくところ。顔に光が当たって綺麗なの。少し笑顔になるの。なんて嬉しそう!!
「やってんのか」「はい」。これだけのやりとりで、涙がでる。


それからやっぱり、最後のセリフ。あれで終わる映画ってすごいなぁ。観る人の胸に必ず何かを残すよね。みんなそれぞれに何かを失ってるわけだから。
まだ始まっちゃいないのかなぁ、って…




実在の人物をモデルにした映画。
心が男性だけど、女性の体をもって生まれてきてしまった、ブランドン。彼が恋をするんだけど、体が女性だとばれて、レイプ・殺害される、という実話。

…書いてるだけで胸が悪くなる。
現代の先進国では、こんな差別はないだろう(と思いたい)けど、少し前までこんなことがあったなんて嫌だな。
性に関することって、いちばんプライベートで、誇りに関わることだし、自由なことだし…。そこに土足で入ってくるやつは死んでほしい。(性のことだからってひた隠しにする必要もないけど)

大学で、セクシュアリティについてちょっと学んだんだけど、性ってすーごく自由なんだって。
男/女って線引きも、勝手に誰かが決めただけで、本当はグラデーションがある。
男性の体をもって生まれてきたけど、意識は女性、っていう人が、女性を愛することもあるんだよ。そもそも性別関係なく人を好きになる人も。

前に、はるな愛さんが、「男に戻りたいって思うこともある」って言ってて、それくらい流動的なこともあるよなぁ、と思った。
性の流動性とか、グラデーションは、「変」「カオス」っていうより、ひとつの自然だと思う。


だから正直いって、彼が殺されるストーリーはつらくて、二度と観たくない。
でもヒラリー・スワンクの演技はすばらしかった。
あのすばらしい演技は、実際の彼にむけた追悼なのかもしれない。「追悼」って言葉じゃまったく足りないくらい、深かった。




ザ・ロイヤル・テネンバウムズ [DVD]

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ライフ・アクアティック [DVD]

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ムーンライズ・キングダム [DVD]

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ウェス・アンダーソン監督の映画を3本。
どれもよかった!!
映像が、色合いやデザインが独特で、時間がたっても古くならないだろうな、と思う。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」は、音楽がめちゃくちゃよかった!!!(;_;)
最初の「ヘイ・ジュード」からず~っと素敵。色んな音楽が好きな監督さんなんだろうなぁ。
サントラほしい!(;o;)


ムーンライズ・キングダム」が一番好きでした。
完璧な恋愛映画だと思う。2人が求めあう理由がわかる。
ていうか、主役2人のルックスが完璧すぎる!!(>_<)
美男美女ってことじゃなくて、この映画の恋人同士として、完璧なルックス!!(>_<)
サムが口をゆがめるところ、完璧な曲線!!
なんてロマンチックなんだろうなぁ…


すばらしい、すばらしすぎる恋愛映画です。







***



ムーンライズ・キングダム」がよかったから、好きな恋愛映画について考えてた。
「オアシス」、はずせない。

オアシス [DVD]

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イ・チャンドン監督の映画が観たくなって、TSUTAYAに探しに行ったのですが、なんと、「オアシス」と「シークレット・サンシャイン」しかありませんでした。


ペパーミント・キャンディー」とか、あってもいいのではないですか…??(;_;)

幸せ

幸せって何なのかな、って思いますね。



生きてるうちに、幸せになれるんかな。
結婚とかお金とかのせまい意味じゃなく


本当に解放されて、優しい気持ちで笑える時がくるんかな?という意味。いつもびくびくしてないでさ。



それってどんな時に近いかって考えたら、やっぱりライブの時かもしれません。
好きな音楽を聴くことは、びくびくすることの対極だもんね。
だから、ceroのワンマンが早く私のもとに来てくれたらいいのになぁ。




RO69の記事に、ceroについて、「獰猛なレベルでフィジカル」と書いてあって、ひざを打った。
http://ro69.jp/blog/koyanagi/105647


そうだよね。あの身体性、本能に直接ダンスを呼びかける誘惑と色気は、「獰猛」だよね!!
ライターさんって凄いな。言葉の選びが凄いな。




***



ずっと勘ちがいしてたことがありました。

「心を大切にする」「ありのままの自分でいる」ということが、いいことだと思ってた。


でも、内田樹さん(大好き)の本とかを読んで、それを履き違えてたことがわかった。



人は、心を大切にしようとするとき、その何倍も体を大切にしなきゃならない。
いつも「心、心」と思ってても、体を動かしてないと苦しくなる。
逆に、心のことなんて考えず、体を動かして、姿勢をよくして、食べすぎず、太らず…ってしてたら、苦しくならない。
体(入れ物)こそ本体で、心なんて、たまたまそれに付随してるもので、重要じゃない。


そう思うようになってから、どれだけ楽になったか!!



「自分らしく」とかもそう。
「自分らしさ」って…と考えるより、周りの人の役にたとう、って「滅私」する人の方が、結果的に個性的だし、魅力がある。(ブラック企業に勤めろ、ってことじゃないよ!!)



こだわらない、捨てる、ことを通して、まわりまわって、それを獲得できる。
…それってすごくないですか?(>_<)









…あれ? 何の話だっけ?(笑)


つまり、「心」「らしさ」とか抽象的なものよりも、「体」っていう即物的なものの方が、信用できるってこと!!


ceroのライブは、思いきり身体的だ(地に足がついて踊れる!!)から、それを確信づけてくれるってこと!!




あぁ…
早くおいで!
https://www.youtube.com/watch?v=zYqylWfyz3g&feature=youtube_gdata_player