とりとめのないこと

ライブに行ったこと、映画を観たこと、ただ思ったこと。自分用の記録として書いてみます。

andymori 大阪城野音

andymoriの大阪ラストワンマンに行ってきました。
私の最後のアンディ。



いっこ前の日記に、「27日が終わってから書く」って書いたけど、べつに「曲のこと書いてます」って注意書きすればいいわけだし、そもそもこの日記読んでくれてる人少ないわ!!ハッ(゜ロ゜)と気づいたので、書きますね。
鉄は熱いうちに打たんとな!!(記憶力がないから…)



というわけで、曲のこと書いてます!
知りたくない方は読まないでください(>_<)
※いつも通り、読みにくいです!間違った情報等あったらごめんなさい…





***



2014/7/21
andymori @大阪城野外音楽堂

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セトリ

1、1984
2、ベンガルトラとウイスキー
3、Life is party
4、ユートピア
5、ボディーランゲージ
6、Peace
7、投げKISSをあげるよ
8、兄弟
9、路上のフォークシンガー
10、クレイジークレーマー
11、サニーサイドダイアリー
12、ハッピーエンド
13、ゴールデンハンマー
14、空は藍色
15、ベースマン
16、everything is my guiter
17、クラブナイト
18、青い空
19、カウボーイの歌
20、宇宙の果てはこの目の前に
21、follow me
22、MONEY MONEY MONEY
23、SUNRISE & SUNSET
24、グロリアス軽トラ
25、夢見るバンドワゴン
26、新曲

en
27、16
28、andyとrock
29、革命
30、遠くへ行きたい
31、愛してやまない音楽を
32、すごい速さ



32曲で、ちょうど2時間でした。





この日は、大阪に着くのが遅くなって、しかも環状線を逆回りに乗ってしまったものだから、「1曲目むりかなぁ…」と思ってました。
(過去のライブ日記を見ても、必ずというほど迷い、電車を間違えている人間なので、こういう時の感情の殺し方は心得てます。)←迷わない方法を心得ろや


(気づいた時に降りて、タクシーでも乗ればよかったんだけど、この時は混乱してて、「へたに動いたらもっと遅れるかもしれない…。私のことだからありうる」と思ってじっとしてた。適切な判断のできない人間…(._.))


でも、さすがにアンディのライブだから…感情を殺しきれなくて、電車に乗ってる間すごい顔してたと思う(._.)





大阪城公園に着いたのが、16時58分。

必死に走って、会場にすべりこんだら、ちょうど「End of the world」が流れだした。
お客さんがみんな総立ちして、3人が出てきた。




もー、その時の気持ちときたら!!
表現できない
でも、壮平さんがすごく元気そうだった。それだけでグッときてしまった。


1曲目の1984が流れたとき、こみあげてきて、ずっと泣いてた。
前に、Twitterで「1曲目に1984とかやめてな、泣いて聴けんかもしれんから…。1984はちゃんと聴きたいから…」って書いたけど、現実になりました。



でもね、この日、17時開演だったの。
早いよね。
全国からお客さんが来るから、帰りやすいようにかな?と思ってたんだけど、「5時のサイレン」に合わせたのかもしれないね。
逆に、この時間だから、1984を最初にしたのかも。
……そんな話し合い(?)があったかも、と想像するだけで泣けてくる…

「ファンファーレと~」のところは、高音じゃなくて低い方で歌ってた。



壮平さんは、黒いTシャツに青い短パンだった。(たぶん)
この日は、本当によくしゃべってくれた。
自分でも何言ってるかちょっと分かんなくなってた瞬間もあったと思う。
有泉さんによると、すごく緊張してたらしいから、ごまかそうとしてたのかな?
壮平さんなりに、最後まで出しきる、これで終わりだから(大阪では)。って気持ちがあったのかな…
でも、全体的に、本当に元気で、前とまったく変わってなかった。
この1年なんて無かったみたいだよ。




どの曲も嬉しかったけど、Life is partyとユートピア、嬉しかったぁ。
絶対聴きたかった。
Lifeは変わらず美しかったし、ユートピアは、絶対壮平さんに「すばらしいバンドなんだ」って言ってほしかったの。
アンディを好きな人たちと、それを共有する必要があると思った。
力強く歌ってくれた。嘘のない力強さ。

ベンガルトラでは、「君の声が」のとき、必死で壮平さんを指さしたよ!君の声が聴きたいだけなんだよー!



あと、兄弟、すごくよかった…
私たちに「兄弟」って呼びかけてくれてる。
どのタイミングか忘れたけど、壮平さんがMCで、「愛してる」って、お客さんに言ってくれたの。投げキスをして。
(※追記:「投げKISSをあげるよ」の前らしいです!)
嬉しかった…。
この日は、野音の外にもお客さんがたくさんいて、壮平さんはそっちにも届かせようとしてた。




次のMCで、
「僕は、愚かな男なんですけど……。このバンドはすばらしい」←(ここで両手をひろげる)
と言ってた。
これはフォロワーさんから教えて頂きました。

私には「愚か者はすばらしい」って聞こえて、「何言ってんのー!あなた、もう愚かなこと(体をいたわらないこと)しないでね?!「すばらしい」じゃねーよ!!(;_;)」て思ったんだけど…(笑)
完全な濡れ衣でした、ごめんなさい(;_;)
考えたら、壮平さんが「愚か者はすばらしい」なんて言うわけないよね!私がどうかしてるわ…


そこからメンバー紹介をして、最後は寛さんに「壮平!」って自分を紹介してもらってた。
「そういう曲をやります」と言って、「路上のフォークシンガー」。


この曲、私のテーマソングです。
「俺よりみじめな奴はきっとこの世の中にはいないと思うから」って、まさに私のことで…。
だから壮平さん、大丈夫よ!私のことだから!!
この曲してくれてありがとうね。



クレイジーのときは、感情を爆発させて歌ってた。
「お前が正しいんだよって」のとこは、壮平さんを指さしたよ。


サニーサイドダイアリーも素敵だったなぁ。
この曲、HAPPYや色んなバンドが出るライブのとき、会場のSEでかかってたの。
「アンディだ!」と思って、すばらしいサビだったし、覚えてた。(曲名は分からなかったのですが、他の方のツイートから知りました(>_<))
昔の曲も、新曲も、変わらずいいよね。変化はあるんだろうけど、輝きはまったく変わらない。
「I wanna beなんて口にだすんじゃないboy」



ハッピーエンドも、空は藍色も、よかった…。
この2曲、すばらしいのは知ってたけど、改めて聴くと、もっとすばらしいのが分かった。再発見。

カウボーイの歌も!
改めて聴くと、この歌詞すごいね。
「君も神様も 今日は泣いたとしても」からの「カウボーイが笑う」
神様よりも、上というか、まったく別のとこに「カウボーイ」がいるんだよ(×_×)
文学的だよね、私たちの価値観に一石投じてるよね。こんな優しい歌で…
壮平さんだからそんなことができるんだよな…。


クラブナイトは、トランペットのとこを、壮平さんがハーモニカで演奏してた。素敵。
この日はハーモニカが活躍してた気がする。
クラブナイトのイントロ、ドラムだけでみんな分かって、幸せそうな顔してた。
アンセムだね…。
壮平さんがしゃがんで、何か調節してたから、大丈夫かな?と思ったけど、大丈夫だったみたい。



青い空、野外で聴けてよかった。
この日は本当に、奇跡みたいに晴れて、ライブが始まったらそんなに暑くなかったの。
風がファーッて通り抜ける時間が、何回もあったんだよ。
そのときの感触が、みんなの記憶に、さらにメンバーの身体に残ってればいいな…






それから、この日、一番忘れられないことが起こった。
「宇宙の果て」を、目をつむって、棒立ちで聴いてたの。
すごーく美しかったから…


そしたら、野音に、風がフワーッ!と吹きぬけて、すごく気持ちよくなった。
そのとき、


「あ、(壮平さんが)生きてる!!!死んでない!!生きてる!!!


と改めて実感した。


「あ、充分だ」


と思った(;_;)
なんでこのタイミングだったんだろう?
やっぱり、宇宙の果てが、私にとって特別な曲だからかも。
そのときの感動が深くて、忘れられない。




MONEYは初めてライブで聴いたから、嬉しかった…。
初めて聴く曲たくさんで。ライブで新めて魂が宿るよね。
SUNRISEは、アコギにもちかえずにやってた。



グロリアス軽トラでは、「大阪の空の下」!
その瞬間のお客さんの声たるや!
ヤケクソで手放しで子供になれる、大好きな曲だよ。この曲を外さないでくれてありがとう。



バンドワゴンが始まったときは、「もうやるんだ?!終盤にやるかと思ってた」と思ったけど、ふりかえったら充分終盤だった…(*_*)(倒)

新曲がまたよかった。「おいで おいで」ってサビで言うんだけど、美しい裏声になるの。ちょっとひっくり返ってる感あって…
「そばにおいで」って言ってくれてる曲だった。バラードではなくて、速いんだけど、切なかった。
いつでも曲をつくっちゃう人だもんね。
純粋に、新曲が聴けて嬉しい。







伝説に残るのが、アンコールの、遠くへ行きたい。


ちょっとびっくりするくらい美しかった。
凄絶、って言ってもいい。
シンプルに、色んなことが、本当のことが出すぎてしまってるよね。
この曲が日本の音楽の歴史に刻まれない意味がわからない…、理解できない…(私のなかでは刻まれてるからいいけど!)
DVDになったらもちろん観るけど、この曲はちょっと怖いね。すごかったから。観たら、なにかべつの扉を開けられそう。
この日の、壮平さんの「歌」のベストアクトだった。




セトリを見たら、アンコールにアンディのすべてがつめこんであるのが分かる。
だって、andyとrock。アカペラの愛してやまない音楽を。
コーラスが、全体的に、すっごく綺麗になってた!寛さんの声量もすごかったの。練習したんだろうなぁ。こんな素敵なアンサンブルなんて…。
そこだけ、「1年」という時間を感じたよ。(いい意味で実感できてよかった!)

すごい速さは、最後の、寛さんのベースだけになるところで、お客さんの声が最高潮だった。
あの瞬間の「愛」、忘れないから!!






ライブが終わって、アナウンスが流れても、みんな帰らずに手拍子や拍手してた。
私も最後まで残ってしたかったけど、バスの時間があったから、帰ってしまった。
夜通しでもあそこにいたかったなぁ。
スタッフさんが「本日の公演は終了です!」って言ってても、多くの人が動こうとしなかったもんね。
そういう想い、3人に伝わったかなぁ…



私のいくつか前の女性が、「アンディモリー!」か「アンコール!」かどっちか、ずーっと叫んでて、胸が熱くなった…。
わかるよ、私も叫びたかった。






***


他に思い出深かったのは、最後だからと思って、「そーへー!!」って叫んだら、「はいはい」って返事してくれたことかな(笑)
嬉しかった…


あと、席が、寛さん側のいちばん端(階段があるとこ)だったから、よく踊れて嬉しかった。
カメラさんが近くに来たときがあったけど、ブスだから映ってないといいな。
私の隣にすごい美人(ハーフみたいな方)がいたから、彼女が映ってますように…(祈り)




***



最後に、思い出せる限り、MCのことを書いておこう。



●壮:待たせてしまってごめんなさい。
1年もたったのに、こんなにたくさんの人が来てくれて嬉しい。

壮平さんはちょっと照れくさそうで、寛さんに向かって、「ごめんな(笑)」って言ってた。寛さんは、「あ、うん(笑)」みたいな感じだった(笑)
MCでは、壮平さんがほとんどしゃべってたけど、緊張してるのか、言い残すことがないようにか、よく寛さんと健ちゃんにふってた。寛さんがちょいちょい助けに入るのを見て、「2人の関係、いいなぁ…」てちょっと泣いた(;_;)
本当に仲がいいんだよ。ていうか寛さんの包容力!



●ゴールデンハンマーの前。
壮:最近、すごく好きになった曲があって、それをつくった人に電話した。知り合いじゃなかったけど。あまりにもよくて、興奮して、こっちは「友達になれる!」くらいの感じで褒めたけど、向こうは「あっ、そうですか、ありがとうございます」て感じだった(笑)
その日、夢をみた。
昔通ってた幼稚園(保育園?)で、その人と一緒に「記念樹」という曲の楽譜をさがす夢。(「記念樹」を少し歌ってくれた)
その幼稚園?には、桜があったんだって。
そんな幸せな夢を見たのは久しぶりだったんだって…。

ちなみに、その人と曲のことは明かされませんでした。なぜだ!教えてよ!(T-T)



●カウボーイの歌の前。
寛さんがキーボードにうつる。
壮:寛は、なんでもできるミュージシャンだね。
健二もピアノうまいよね。
健:ピアノ、好きやなぁ。
(ラストだからって口数が多くなるわけではない健ちゃん、大好き。)



●壮:3人で、砂浜でサッカーしたことがあったね。やってるとマジになってくるんだよね(笑)「このー!」「なんだー!」みたいな(笑)
(この日は、やたら「おー!」とか、擬音?かけ声?みたいなこと言ってた。自分を鼓舞する感じだったのかな)
寛:ムカついてくるよね(笑)
壮:そう!ムカついてくる(笑)
↑寛さんの合いの手、愛を感じた…。壮平さんがヒートアップしてきたのを、止めるわけでもなく、つなぐの…(惚れる)



●壮:健二は、大阪、よく来てた?
健:ドラムを習いに来てたよ。
壮:あのエロい先生?
健:それは何とも言われへんけど…
(会場笑う。どんな先生?)

壮:寛は?(大阪どう?)
寛:気のきいたことは言えないけど…。。ありがとう。
(他にも何か言ってたかもしれないけど、忘れちゃった…(;_;)口べたでも魅力の伝わる寛さんだったよ。)

壮:他には?(言い残したことない?みたいな感じ)
寛:いや……。。曲やろっか(笑)
(↑惚れる(2回目))



●壮:今日は、外にもいっぱい来てくれてるみたいで…。外にも届くようにやってるよ!
(外から声援がたくさん聞こえる。「大阪ー!」とか「まいどー!」って叫んでる人がいて、壮平さんも「お゛ーー!!」とか「道頓堀ー!」とか言ってた 笑)



●ベースマンの前。
壮:寛とは、大学のときに知り合って…。
西荻窪のぼろアパートに一緒に住んでた。
冬になると、ねずみが凍死してるんだよね。
ねずみ、好きだったから…。「チュウチュウ」とか言ってたのに、お前かぁ、と思ったら…。悲しかったな。
寛:うん……。埋めて供養したの、俺なんだけどね。
(↑惚れる(3回目))


会場もメンバーも笑ってた。

(壮平さんの「チュウチュウ」が可愛すぎたんだけど…(×~×)いきなり爆弾ほうりこんでこないでよ!笑)



●愛してやまない音楽をの前。
壮:音楽を愛するみんなに。




あと、最後の方に、「FM802!」とか、提供を言ってた。
みんなに愛されてるandymori。802とかなかったら、このライブもなかったもんね…




***




書きたいことは尽きないけど、私の文章だとダラダラするだけだから…
そろそろ終わります(;_;)

でも、本当によかった。
壮平さんの歌は、相変わらず感情の塊で、叫ぶように叩きつけるように、ひっくり返るように歌う。
ギターを弾きながら飛びはねたり。ちょっと落ちついてはきたけど、じっとしてない。
寛さんのベースは、さらにさらにうまくなってた気がしたし、健ちゃんのドラムもタイトだった。
美しい瞬間がたくさんあった。




早くDVDになってほしいなぁ。


…こんなこと言うと、また「お前は本当のアンディ好きじゃない」「解散が悲しくないのか」って言われるけど…
私は充分満たされた。
壮平さんが生きててくれて、すばらしい3人がみられて、最高に満たされたよ。



こんなにすばらしい曲たちが鳴ってる空間が、たしかにあったんだもの。
「とぎれることのない情熱」って歌詞があるけど、まさにそれだよね。
ありがとうandymori
大好き。


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